なんか詩的な表題になっていますが、ただ河津桜を見に行った報告です。
先日、河津桜を見に行ってきました。
ちょうど見ごろで満開。
河津桜は日本固有の桜で歴史は意外に浅く1950年ごろに静岡県河津町川沿いに原木があるのを発見されたのがきっかけで広まったと言われています。
一重咲きで、花びらの色は紅が強く、花期は2月頃で他の桜よりも早く花期が1ヶ月と長いのが特徴です。
河津桜を見る前に近くの花屋さんに立ち寄ったところ値札に花言葉が書いてあったので、河津桜の花言葉を調べてみました。
河津桜の花言葉は「純白」「淡泊」「思いを託します」とありました。
花言葉をみた感想は
ふ~ん。
手入れが行き届いて純白ではないし、淡泊というには存在感がありすぎる。
私の感性にはあまり合わない花言葉だと思いましたが、それは手入れされた桜を今の時代の感性でみていたからかもしれません。
花言葉が生まれた時代の河津桜はひょっとしたら自然なままでこじんまりと咲いていたものがほとんどだったのかもしれません。
「思いを託します。」
こんな花言葉を付けた人はどんな思いを託していたのでしょうか?
・・・。
言わなきゃ伝わらないよ!
言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン。
そんな時代を経て、花に思いを託さなくてもSNSを使えばいいたいことは自由に言える世の中にはなりました。
でもあえて言わずに、心に秘め、相手に託すというのはそれはそれでカッコよさや美学を感じます。
フランスでの桜の花言葉は「私を忘れないで。」
時代が変わっても、古き良き習慣や文化は忘れないようにしたいですね。